Team

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  由良 浩明

  プロデューサー

  株式会社SAFEHOUSE、代表取締社長。Unreal Engineに特化した映像作品の制作で評価が高い。鈴木卓矢やErasmus Brosdauなど国内外のトップアーティストとの結びつきが強く、世界規模の映像作品やAAAのゲーム作品に携わる。また、モーションキャプチャースタジオ「DEFCON ZERO」と専門チームを持ち、ハイクオリティーのCG制作に定評がある。プロデューサーとして参加した『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』が公開予定。

  リアルタイムで動くゲーム映像は従来クオリティの低いものだと認識されてきました。しかし「ENHUMAN」は極めてリアルなバーチャルアバターを実現。実社会において、対人ビジネスやアドバイザーなど質が求められ、また長い研修が必要となる業務への活用が見込まれています。また、政府も重視している孤独、孤立問題の対策や感情労働のサポートなど幅広い応用が望めます。コンテンツビジネスにおいては既に亡くなってしまったスターの再現や極めてリアルなバーチャルアーティストの開発などが行えます。今後どのように活用され、社会の一部として役目を果たしていくのか私自身も期待しております。

  また、イギリスの数学者アラン・チューリングが提案したコンピューターの判定方法に「チューリングテスト」と呼ばれるものがあります。コンピューター（＝人工知能）が人間の模倣をして、それに人間が気付かないかどうかのテストですが、ENHUMANは人類にとって視覚的にもこれが達成できる第一歩であると信じています。

  A computer would deserve to be called intelligent if it could deceive a human into believing that it was human.

  人間であると信じ込ませることができて初めて、コンピューターは知的であると呼ぶに値する

  アラン・チューリング 
  (数学者、コンピューター科学者)
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  エラスマス ブロスダウ

  開発者

  映画監督、映像技術者。世界初のVRベンチマークとなる『Skyharbor』でディレクターを務めたことで知られている。『クライシス 3』、『"Ryse: Son of Rome』、『Star Citizen』などのAAAゲーム作品を手掛け、映画監督しても評価が高い。日本のエンターテイメント作品に強い影響を受けており、SAFEHOUSEのクリエイターとして作品に携わっている。代表作として『バイオハザード』シリーズ、『仮面ライダー』シリーズ、『DEATH STRANDING』のCMなどがある。監督として参加した『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』が公開予定。

  これまでCGで人を再現する際に「不気味の谷」が大きな問題となってきました。人が対象に対して、少しでも違和感を感じると恐怖や嫌悪を感じてしまう状態です。「ENHUMAN」は既存のデジタルヒューマンでは真似できない精巧かつより人間らしい表現を可能とすることで「不気味の谷」を克服しました。今後もENHUMANのさらなる開発を続け、より社会に応用できる技術提供を続けていきます。